ついに5回目までできたドセタキセル&サイラムザ。
回を重ねるごとに様子が分かってきた。とにかく抗がん剤を投与して4~5日はしんどいということ。具体的には手足のしびれによる痛み、特に足の裏が痛いのは辛い。そして吐き気、味覚の異常。味覚は何でも甘く感じられ料理の味付けができない。コーヒーはただ苦いだけ。
この4~5日を過ぎれば,だんだん元気になっていく。しびれはずっと残ったままだけれど。1週間から10日は白血球が減っているので,あまりいろんなことはできないけれど,溜まっていることややりたいことがどんどん頭に浮かんでやる気が出てくる。
以前の治験の時は皮膚湿疹や爪囲炎もずっとあったし,2週間に1度の岡山通いで何となく気ぜわしくやる気が出なかったけれど,4週間に1度の抗がん剤は調子のいい時も長くてそれなりにいい感じ。
爪が傷んで草取りがしにくかったり,指先のしびれで細かい作業ができなくてイライラしたり,暑くて外に出るたびウイッグをつけるのが面倒だったり…と文句を言えば山ほどあるけれど,薬が抜けたときのすっきりした感じはちょっといい感じかも・・・と感じられるようになってきた。
2回目の後のジーラスタを打った時は,毎回こんなにしんどいならこの治療は続けられないかも…と思っていたのが嘘みたい。
3回目もジーラスタがなければ楽勝!と思っていたのに足の裏の痛みと吐き気で寝込んでしまった。
4回目は先生にロキソニンと吐き気止めを処方してもらったのと,患者会で聞いたドキタキセル投与前後に弾性ソックスをはいて,きつめの手袋を2枚重ねして冷やす,という方法のおかげでずっと楽に過ごせた。
ごそごそ動けたし料理もできた。ただし味覚が変なので,市販のあわせ調味料を使ったり,素材を生かした(切るだけ)ものだけ。
5回目も弾性ソックス,SSサイズの手袋を2枚重ねと保冷剤を準備して行った。血液検査の結果も問題なく抗がん剤を打つことができた。
翌日からも痛みは大したことなくて動けている。吐き気は多少あるけれど,食事の支度も適当に出来ている。料理は変わらず素材を生かしたものだけ(*^^)vですが…
これくらいの副作用なら続けられそう。早くスッキリーが来ないかな~