肺腺癌患者のブログです。
入院後の採血や心電図の結果も問題なく,投与開始することに決定した。
治験のためか,昨日からたくさんの方がご挨拶に来られた。
そして,朝から治験コーディネーターの方が2人,薬を入れる前の準備にも3人の看護師さん。朝からめまぐるしい。
今回の薬は,内服がタグリッソの類似薬ということで分子標的薬。
点滴が抗体薬。最初なのでゆっくり落とすと言うことで,薬投与前のアレルギー予防の薬が1時間,抗体薬が4時間半。トータルで5時間半の点滴らしい。
治験なので,点滴の前・中・後と3回も採血(゚д゚)!
ちょっと面倒かも…
始めにアレルギー予防のためのデキサート,ポララミンの後生食液を流し,錠剤の治験薬を内服。
その後、抗体薬の投与開始。11:30
治験というのはこんなに大変か驚いたのが,時間や手順の正確さ。看護師さんも3人体制でコーディネーターの言われる時間に手分けしてバイタルを取ったり,点滴の調整をしたりと緊張の連続!
してもらっているこちらまで緊張した。
抗体薬の投与が始まって1時間後,落ち着いたので看護師さんたちが引き上げた。
アレルギー予防のお薬で眠くなり横になってうとうとしていると,呼吸が苦しくなってきた。咳も出てきた。モニターを見ると酸素濃度が90くらいに落ちている。ぜんそくの発作だ!やばい!
ナースコールをして知らせると,そこからはバタバタ…
酸素マスクをして,ステロイドの注射,先生も来てくださり対処してくださった。
しんどい!と思いながら気になっていたのは治験が打ちきりになること。
ステロイド剤が効いてきて徐々に呼吸が楽になってきた。酸素マスクから鼻に通すだけのものに交換して様子を見る。
少し治まって酸素を外し,10分ほどで抗体薬投与再開。
始めは50ml/1hだったが,25ml/1hに減らし様子を見ながら増やしていく。
治験コーディネーターさん達や看護師さんたちが心配してくださる中,その後は順調に進んだ。
終了予定が大幅に伸びて18:20終了!
先生の説明では,アレルギーは最初に起こりやすいので,1回の投与量を2日に分けて点滴してるそうだ。アレルギーが起きてもその後大丈夫だったので,明日も通常通りで特にアレルギー対策を追加せずにするとのこと。ちょっと不安。
でも1日目の投与が無事に出来て良かった。
治験コーディネーターの方も終わるまで待ってくださって本当に喜んでくださった。ありがとうございます。