肺腺癌患者のブログです。
毎年年末になると実家に餅つきに帰る。
11年前に母が亡くなってからも父と弟と3人で続けてきたことだ。
もち米を洗って準備するために前日から帰り,1泊する。1年に1回だけのお泊りだ。
父も年を取ってきた。私もいつどうなるか分からない。
どちらがダメになっても餅つきはできない。
腰が痛くて困っている父にはっぱをかけて,今年も餅つきが出来た。
3人で今年のお正月も餅つきが出来たことを喜んだ。
元気だったら何とも思わないことがとてもうれしく感じる。
来年もできたらいいね。と思うが言葉には出さない。いや出せない。
元気でいられる自信はない。
お正月は長男も長女も帰ってこなかったが,次男と夫の友達がいた。
人数は少なく楽だったが,お雑煮を作ったり,4人分の洗濯をしたりといつも通りのことができた。
副作用で顔はできものだらけだけど,外に出ることが少なく,マスクをするのが当たり前の今年は気にならない。
コロナ禍に救われる!
もう一つ。
今年は雪が多く,スキー場がオープンしているということで,みんなに引きずられてスキーに行った。
去年は雪不足で行けなかったので,2年ぶりだ。
足の筋力がめっきり落ちてきたので自信がなく行きたくないと渋ったのだけど…
ゆっくりだけど何とか滑れた。が5本くらいで足がプルプルし終了。
いろんなことが今年もできた!と喜んだお正月だった。